「もうすぐ結婚もしたいけど、彼との出会いがマッチングアプリだなんて言いづらい!」そう思っていませんか?
親や祖父母世代ともなると、マッチングアプリでの出会いに良いイメージを持たない人もいるかもしれません。
筆者もマッチングアプリがきっかけで結婚しましたが、親に「言いづらいなぁ」と思ったことがありました。
そこで今回は、婚活でアプリを使って出会った結婚目前の彼がいるあなたに、言いづらさを少しでも軽減できる対策をご紹介します。
もくじ
マッチングアプリ=出会い系=危険という方程式
マッチングアプリで出会ってから交際・結婚に至る男女は、最近では珍しくありません。
MMD研究所とスマートアンサーがマッチングアプリを使って実際に会ったことがある445人を対象に行った調査によれば、2020年にマッチングアプリで出会って結婚したという人は男性が5.0%、女性が3.4%という数字が出ています。
さらに、マッチングアプリで出会って実際に交際まで発展したという人は男性が25.6%・女性が25.7%ということからわかるように、マッチングアプリで出会ってから交際・結婚まで発展する男女は少なからずいるということが分かります。
しかし、世間一般ではマッチングアプリによる出会いはまだまだ「危険な出会い系サイト」という認識が強くあるようです。
「出会い系サイト=マッチングアプリ」という考えが根付いているのか、反対派の人たちは「マッチングアプリを使っている人たちはだらしない」というイメージを抱きやすいと言われています。
マッチングアプリを使っていることを打ち明けた人たちの声も見ていくと、親に「だらしないと思われた」という意見も目につきます。
使っている本人としては、新しい出会いの場を探すための手段のひとつとして使っているのに、だらしないと思われるのはちょっとイヤですよね。
周囲のマッチングアプリに対するイメージが「最悪」だという人もいる
マッチングアプリ反対派の中には、マッチングアプリでの出会いは「みじめで最悪」と思う人も一定数いるようです。
だらしないよりも厳しい意見が見られることがわかります。
友達や家族に「マッチングアプリを使っている人はみじめで最悪」なんて聞いてしまったら、マッチングアプリを使っていることを打ち明けづらいのも納得です。
職業柄言いづらい人もいいる
中には、職業柄の影響で出会いがなく、仕方なくマッチングアプリをはじめて出会ったというカップルもいるでしょう。
教師などお堅い系の仕事やイメージ重視の仕事をしている人ほどイメージが悪くなることを考慮して、マッチングアプリを使っているということを言えずにいる人も一定数いる様です。
マッチングアプリでの出会いを正直に言う派と言わない派の差
マッチングアプリを使っていることを、正直に言う人と言わない人ではどんな差があるのでしょうか?
インターネット上に挙がっている声をもとに、正直に言う派と言わない派の意見を見ていきましょう。
アプリでの出会いを正直に言う人たち
マッチングアプリを使っていることを正直に言う人たちの意見に共通して見られるのが、「後々のごまかしがバレるのを懸念したうえで正直に言う」という意見です。
正直に言う人たちは、友達のススメや「出会いがなさ過ぎて~」など、マッチングアプリでないと出会えなかったという理由やきっかけをしっかり話している傾向にあります。
「親や友人・知人などに理解してもらわなければ、結婚後も困る」というマインドの元、マッチングアプリによるメリット・デメリットもしっかりと伝えているようです。
余談ですが、筆者も現在の旦那さんとの出会いはマッチングアプリであることを、周囲に正直に伝えています。
アプリでの出会いを正直に言わない人たち
一方のアプリでの出会いを隠す人たちに共通する意見は、以下の通りです。
・親を心配させたくない
・周囲からの目線が気になる
相手を気遣ったり相手からどう思われるかを気にしたりする傾向にあることがわかります。
中には「「『騙されていないか?』と言われると困るしメンドクサイからわざわざ言わない」という人も、一定数見受けられます。
結婚目前の人必見!言いづらいマッチングアプリでの出会いをスッキリ言える5つの方法
「お互いが幸せなら、出会いなんて何でもいい」という人がいる一方で、相手を気遣ったり周りの目を気にしてしまったり、正直に言うことで面倒な事態が起こるから言わないという人もいることがわかりました。
交際だけでは馴れ初めをわざわざ言う必要はないとはいえ、結婚となると、いつかは出会いのきっかけを尋ねられるかもしれません。
そんな時に慌てないよう、マッチングアプリでの出会いが言いづらい人もスッキリできる5つの方法をご紹介します。
1)仲のいい友達なら正直に言う
アナタが気を許せる友人には、言いづらいかもしれませんが、正直に伝えたほうが後々の助けになるかもしれません。
マッチングアプリに対するイメージは、若ければ若いほど悪くありません。
MMD研究所とスマートアンサーが20~49歳の独身の男女5,385人を対象に行った「マッチングアプリ認知度」によると、61.1%の男女が「マッチングアプリを知っている」または「名前だけ聞いたことがある」と回答しています。
2021年4月現在コロナウイルス感染拡大の影響により、なかなかオフラインでの出会いが難しい中、マッチングアプリでの出会いが定着しつつあるという背景もあるようです。
また、友達はアナタを一番理解してくれるべき存在を言うのではないでしょうか?
そのような人に対してわざわざ嘘ついてもいつかはバレます。
正直に言わないことほど、友達からの信用を失う可能性があると言えるのではないでしょうか?
もしかすると、あなたが思っている以上に友達はマッチングアプリに寛容かもしれませんよ!
2)知人やお堅い親など:趣味の友だちという位置づけにする
知人程度の間柄の人やお堅い親などには、マッチングアプリで出会った男性を「趣味の友だち」と位置づけて紹介するという方法です。
一見ウソに見えるかもしれませんが、マッチングアプリの最大の特徴として、趣味が一緒である人がマッチするという傾向があります。
マッチングした男性とは趣味が合うかどうかも見ている人も多くいることから、あえて「趣味友達としての出会い」にしておくのも良いでしょう。
ただし、この方法を使う場合は、男性側や仲の良い友達とも口裏を併せる必要があることを覚えておかなければなりません。
後述しますが、最近では結婚式でも「マッチングアプリでの出会い」とせずに「趣味がきっかけで」と変更してくれるウェディングプランナーさんもいます。
結婚式の相談をしている場合は、一度相談してみるのがおすすめです。
2)親など年代の上の人は「お見合い前提の紹介」という位置づけも有り
親など年代が上の人たちに、馴れ初めを言わないといけない状況もあるかもしれません。
そんな時は「お見合い前提」という言葉を使ってみるのもおすすめです。
親世代以上の人たちは古くから「お見合い」という言葉に馴染みがあります。
「お見合い前提」だと、多くは結婚願望があることをイメージさせやすいので、間違いではありません。
また、マッチングアプリは登録する男性会員をあなたの指定する「条件」に併せて「この人はどうですか?」と提案してくれる機能です。
そのため、「紹介」という言葉もあながち間違いではないのです。
同じようなシステムにも関わらず、マッチングアプリというカタカナ表記だったりインターネットが関わる内容だと、年を追うごとに理解は得られづらいでしょう。
友達には言えるけど両親には言いづらいなどの場合に活用できる言い方です。
3)嘘をつきたくない!マッチングアプリの名称を変えたりを事実を付けて説明
「言い方を変えても嘘っぽいから抵抗がある!」「正直になりたい!」という場合は、以下の方法をおすすめします。
・「マッチングアプリ」とは言わずに「婚活サイト」と言う
・マッチングアプリでの出会いに関する統計や数字・セキュリティなど事実を交えながら説明する
・親にマッチングアプリを見せながら解説
マッチングアプリでの出会いが増えているという調査結果などの事実を数字付きで話したり、実際にマッチングアプリを見せながら説明しているという人もいます。
また、多くのテレビでも「婚活」が取り上げられていることもあり、世間的にも「婚活」のほうがイメージが良い場合も想定できます。
「マッチングアプリ」というカタカナ表記よりも、「婚活サイト」と言い換えることにより言葉だけでもどういう方法で出会ったのかが想像がしやすくなるかもしれません。
4)触れないで!結婚式の馴れ初め紹介は省略する方法も
両親や身近な人たちだけには馴れ初めを伝え、その後は、あえて自分たちから馴れ初めを公にせず省略するという方法もあります。
最近では、マッチングアプリきっかけの結婚も増加傾向にあるので、ウェディングプランナーさんも気を遣ってくれるケースが多いようです。
結婚式を挙行する場合は、馴れ初め紹介を省くことでマッチングアプリの話をしなくて済むため、相談すると良いでしょう。
5)最強ワード「運命的な出会い」
「運命的な出会い」という言葉は、マッチングアプリというツールを一切におわすことなく、言いづらい出会いの経緯を回避できる可能性があります。
これなら、余計なことを根掘り葉掘り聞かれることも回避できそうですし、結婚式でも使えそうですよね!
年代や立場を気にせず使えるため、「運命的な出会い」という言い方は「マッチングアプリでの出会い」だと言いづらい多くの人たちにおすすめできます。
【注意】他の人には言いづらくてもパートナーには相談しよう!
今回ご紹介した方法は、パートナーとの同意が得られて初めて実行できるというものです。
お互いの両親や友人たちなどに出会いをどう伝えるかは、なるべくパートナーと話し合ってからにしましょう。
話がずれると「信用」にキズがつき、最悪の場合、婚約破棄なんてことも……。
また、出会いの経緯を正直に話した相手には、必ず話をすり合わせるようにお願いすることも忘れてはいけません。
まとめ
マッチングアプリでの出会いは、若い世代になればなるほどメジャーになりつつあるものの、正直に言うか、ごまかすか・遠回しに伝えるかはカップル次第です。
友達には正直に伝えたり、ごまかしやすいかもしれません。
中には、親や親戚などには嘘もつきにくいだけでなく、後ろめたくなるという人も多くいることでしょう。
結婚式や会社・親戚の集まりなど公の場で、彼との出会いのきっかけを「運命的な出会い」や「あえて言わない」など省略できるのであれば、活用するのをおすすめします。
馴れ初めをどう伝えるかについては、彼の同意を得るのはもちろん、正直に打ち明けた相手とのすり合わせも必要です。
コメントを残す