第1章「出会い」
出会いが欲しいと思っていました。
世の中には色々な人がいます。
いろいろな人に出会ってみましたが、もう自分に合う人はいないのかなと思っていました。
私はただ、結婚したいだけなのです。
将来を見据えることのできる人に出会いたいだけなのです。
私は昔アプリで出会った人のことを好きになりました。
仮想通貨の話をされて、「絶対あがるから!」と言われました。
彼が言うなら信じよう!!と思い、消費者金融に100万円のお金を借りました。
一円も戻ってきませんでした。
そのお金を返すのにどうしたら良いのだろうと思いました。
100万の借金を返済できるまでは結婚できないのではないかと思っています。
アプリの中には既婚者の人もいます。
アプリのプロフィール欄に堂々と既婚者と書いている人もいます。
既婚者で「若い子たちを援助したいです」と書いている人たちもいます。
そういう人と会うのはいけません。
しかし、独身であればOKです。
独身の方で「若い子たちを援助したい。
若い子たちに元気をもらいたい」と思っている経済的余裕がある男性に一度会ってみたいなと思いました。
いわゆる「パパ」と呼ばれる人たちに出会ってみようと思いました。
第2章「違法ですか?」(余談)
パパ活は違法かと心配になり調べたことがあります。
援助交際と一緒でしょ?
と思っていました。援助交際は違法ですよね。
しかし、パパ活は違法ではありません。
パパが既婚者なら違法です。
相手が17歳以下ならアウトです。
しかし、それ以外なら合法だそうですよ。
私はアプリで探しました。
結構いるんですよね。
パパたちは。でも、怖いですよね。
(パパと呼ばれる人に会って、犯されたらどうしよう)とか(会ってみて山に捨てられたらどうしよう)とか思いませんか?
自意識過剰かもしれませんが、私はすごく心配しました。
しかし、借金を返済しなければいけません。
私も生活がかかっています。
私はアプリの人との「やりとり」を大事にしています。明らかに身体目的でしょ、という方は「エロ写メみせて」とか送ってきます。
そういう人とはやりとりをしません。
第3章「Mさん」
さて、話が脱線してきたので戻したいと思います。
私はアプリでMさんに出会いました。
私と同じ県に住んでいて、「若い子を援助したい」と書いてありました。
Mさんに「いいね」を送りました。
(アプリではいいねというボタンがあります)早速Mさんが「いいねありがとう」という返信をくれました。
そこで、私も「メッセージありがとうございます」と送りました。
すると「どうしてパパ活をしているの?」と聞かれました、正直に話しました。
好きだった人に「絶対上がるから」と仮想通貨の話をされて借金したことを話しました。
「それは騙されているね」とはっきり言われました。
Mさんは、どんな人を求めているんですか?と聞いてみました。
会った人と「和みたい」と言っていました。
(和みたい?)と疑問に思いました。
(イチャイチャしたいとかではないのかな?)と思いました。
和みたいという言葉に惹かれて「私でよければ」と言いました。そして、お互いの都合の良い日に合うことにしました。
第4章「日曜午後の出会い」
Mさんに会ってみました。
初めて会ったのは日曜日の午後でした。
お昼の時間に会ってくれる方は(良い人だな)と思います。
夜に初めての人に会うと少し怖いですよね。
Mさんと約束した場所はスーパーの駐車場でした。
スーパーの駐車場について「つきました」というと、車の色や車の番号を教えてくれました。
そこで初めて無事にMさんに出会いました。
Mさんは会社を経営している40代の男性でした。
離婚歴があるということでした。
Mさんは仕事帰りだったそうで、「おひるごはん食べに行きましょう!」と言ってくれ、おしゃれなカフェに行きました。
Mさんはハンバーグを頼み、私はアイスクリームを頼みました。Mさんはお昼ご飯を食べながら、仕事の話しや、家庭のことなど話をしてくれました。
第5章「ホテル」
ホテルに行きました。
(Mさんは離婚されているので合法です。)緊張している私のことをMさんは抱きしめてくれました。
世の中には抱きしめられても生理的に受け入れられなかったり、落ち着かなかったりする人もいますよね。
Mさんが隣にいてくれることや、抱き締められることで私は落ち着きました。
そして、Mさんは私の話を親身になって聞いてくれました。
借金をしていることを話すと「○○ちゃんが本気で、100万円取り戻したいっていうなら、俺協力するよ」と言ってくれました。
初めて会った私の話を真剣に聞いてくれるMさんがすごく素敵だなと思いました。
Mさんと関係を持ちました。Mさんと一緒にいる時間があっという間で楽しかったこと覚えています。
第6章「2回目」
Mさんと2回目会いました。
その日は夕方に会いました。
会う前にMさんは「今コンビニいるんだけど何か欲しい物ない?」と連絡をくれました。
「大丈夫です」と送りましたが「おなか減ったりしない?」とMさんは送ってくれました。
なので私は「お茶お願いします」と送りました。
素敵ですよね。
そういう気配りできる人。
さすが会社の経営をしている社長だなと思いました。
Mさんは、夜用事があるということでした。
三時間ぐらいしか一緒にいられなかったけれど、すごく楽しかったです。やはり結婚歴がある方は大人だと思いました。
第7章「そのあと」
Mさんとは2回しか会っていません。
会ったときは援助してもらいましたが、私の性格上、なんだか申し訳なく感じてしまいました。
私も一応社会人。
お金を稼ぐ大変さを知っています。
人が一生懸命働いて稼いだお金をもらう!ということは私にとって罪悪感しかありません。
(このお金で○○さんはおいしい物食べられるのに)とか。
Mさんはお子さんがいるので(お子さんになにか買ってあげられるのに)と思ってしまうのです。
なので、いわゆるパパ活も私の性格上は向いていないなと思いました。
第8章「私の想い」
私の借金はまだあります。
しかし、人に出会ってお金をもらうことは性格上できないので地道に働こうと思いました。
そして、私は一体いつ結婚できるのだろうと思っています。
どうやったら運命の人に出会えますか?
どこに行ったら会えるのでしょうか?
アプリでたくさんの人に出会ってきました。
しかし、セフレのような関係になったり、騙されたり。
もうその度に(もう恋なんてしない!!)と思います。
しかし、行動しないともっと人に出会えないですよね。
結婚をする前に、子どもを産む前に、私はおばあさんになってしまいます。
いつか(結婚しなくて良いや)と思う日がくるでしょうか。
それも一つの考えですよね。
若い子達に伝えたいことはアプリでは良い人もいれば、悪い人もいます。
既婚者もいれば、そうでない方もいます。
アプリでは性別を変えてやりとりすることもできます。
顔が見えないのでやりとりをしている人が本当はどういう人なのかもわかりづらいです。
どうか犯罪などに巻き込まれず幸せになってくださいね。
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